2023年度
3月学期末講習会を実施いたしました。
2024年4月1日
3/18(火)、19(水)、22(金)、25(月)で学期末講習会を実施いたしました。
弊社では安全運行の為、学期別合同講習会・月例講習会を実施しております。
今回は、4つのグループに分かれて実施し講習の内容は、〇乗務員業務の遵守事項、〇2023年度の事故事例、〇新年度に向けた添乗員業務の再確認の三つです。
〇乗務員業務の遵守事項では、
乗務員の共通事項となる、車両運行の安全及び児童・生徒の安全確保や緊急時の対応についてマニュアルの際確認を行いました。
〇東京都教育庁がまとめているスクールバスの事故事例を参考にして、
事例1)スクールバス運行中、頭を過度に押さえつける等、不適切な行為があった。
発生原因)落ち着かせようとの意識が強く不適切な行為にエスカレートしてしまった。
防止策)児童・生徒ひとり一人の特性を理解して声をかけながら、ゆっくりとコミュニケーションをとり、安心してもらえるような働きかけをする事が大事だと、話し合いました。
事例2)医療的ケア専用車両のリフトに車椅子を利用する児童と添乗員が一緒に乗り、車両に乗車する際、車椅子ごと落下した。
発生原因)車椅子のブレーキ解除がうまくいかず、雨で足元が濡れ転倒した。
防止策)弊社では、日ごろから、リフトには一緒に乗らないように指導しています。
乗車・降車の時は、必ず車椅子の両サイドを二人以上で支えるようにし児童、生徒皆さんが安心して乗車してもらえるよう心がけています。
など、東京都教育庁の事例を参考に添乗員による、児童・生徒への不適切な対応が起こる要因と防止策を知り、事故防止策としてリフト操作では、安全確認の声をかけたり、雨天時の対応の注意点を皆で話し合うなど、情報共有もできました。
〇新年度に向けた添乗員業務の再確認では、
主にバック誘導、よくあるクレーム、スクールバス車内の清掃など、乗務員業務の遵守事項と2023年度の事故事例を参考に話し合った事をそれぞれの立場に置き換えて、活発な意見交換や情報交換ができました。
講習会の最後に行った研修問題は、日ごろの自己の様子を振り返る良い機会になりました!
新年度の向けて今回の学期末講習を活かし、運転手・添乗員共に安全運行及び、児童・生徒が安心してご利用いただける様、務めて参りますのでよろしくお願いいたします。